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「自分は何のために生きているのだろう?」「次々と」の続編 その4

2020.08.30

主治医の先生の説明では、縫い合わせた大腸の縫い目が何らかの理由で破れたようで、お腹の中で便が漏れて炎症を起こしているので、切開して処置を施すとのことでした。

その前日か前々日、私が病室を訪れた時に主人の様子が少しおかしくて、夜中にベッドの端にかけていたタオルを落としそうになってとっさに手を伸ばした時にお腹の中でプチっと音がした気がして、それからちょっとお腹が痛いと言っていました。そのことを先生に話しましたが、手術後直ぐや2~3日であればそれも考えられるけれど10日近くにもなってそれは考え難いし、縫合不全(腹腔鏡手術による癌の摘出手術がそもそも失敗だった)とも考えにくいと言われました。

とにかく又4人部屋から個室に戻され、こちらに向かっている母に病室が変わった電話をして、主人の緊急手術が始まりました。

部屋が変わったという電話に悪い予感がした母は着いた時点で困惑していたので、弟と3人 出来るだけ気持ちが沈まないよう努めながら手術の終わるのを待ちました。

手術が無事に終わり、先に病室で待機するように言われて、我々が待っているところに運び込まれてきた主人はうめき声を上げて汗をいっぱいかき、のたうち回って苦しんでいました。

朝ご飯を主人が食べたので、通常手術の時に行う腕からと腰からの二つの麻酔ができず、腕からの麻酔だけのため痛みが強いと言われ、主人が痛み止めをと訴えてももうこれ以上は出来ないと言われていました。

主人がお腹が痛いという事は前日から看護師さんに言っていて、その時点で明日に検査するかもと言われていたのに、色々な可能性を考えて朝ご飯を停める判断を(通常の血液検査でも朝ご飯を抜いたり遅らせたりしていたのに)病院側は何故しなかったのか?と私はいまだに思うのですが…。

酸素吸入と痛み止めの点滴をすると「ご家族で患者が激しく動かないように押さえておいてください」と言って数人いた看護師が出て行き、主治医の先生の話を別の部屋で私は聞くことになりました。

前回の摘出手術では医療用のホッチキスのようなもので縫い合わせていたのが何らかの原因で外れ、その部分が便で炎症を起こしていたので再度縫い合わせることができず、手前の小腸で便を止めて大腸に便が行かないようにし、自然と腸が繋がって塞がるのを待つ。そのために便を外に出すための人工肛門を付けた…、とのことでした。

人工肛門…!

 

病室に戻ると、母と弟がベッドの両側から主人を抑え込んでいました。

冷や汗一杯の主人。

 

目の前の主人が

可哀想で仕方ありませんでした。

 

今夜は付き添いに私に残るよう病院から指示があったので、母たちに主人を看てもらって私は泊まる支度をするために一旦家に戻り、雨の降る中真っ暗な峠を又往復しながら車の中で

私は涙が出ないのに泣いていました。

 

これからどうなるのだろう…

 

(写真は主人が育てたクリスマスローズ。お花が大好きでした)